リベラルアーツにはスキルアップ制度というものがあります。

自身のスキルアップに繋がる書籍の購入や研修参加などの費用を会社が負担してくれるというものなのですが、社内でも多く利用されている制度です。

私自身も例に漏れずよく利用させてもらっており、
そんな制度を利用して先日大阪で開催された「シリコンバレーデザイン思考ワークショップ in Japan」に参加してきたので、今回はそのレポートをブログに書きたいと思います(^^)


デザイン思考(デザインシンキング)とは…
人々のニーズは何かを見つけること、そして創造的な解決策をデザインする
とのこと。
私も日々WEBサイトのデザインにも何か活かせることがあるのでは…と今回参加することにしました。

1
 
会場に到着すると机の上になんだか色々な材料が広げられています…w
もちろんこの研修で使用します。
参加人数は15人〜20人くらい。
参加する前はてっきりクリエイティブ系の方の参加が多いのかと思っていたのですが、学生さんがいたり教育関連の方だったり会社単位で数人で来られていたり、結構職業やモチベーションはバラバラでしたw(゚o゚)w
(私は個人参加です)

390_main

写真撮るの忘れましたが、各机の上には手の平に収まるくらいの小さい粘土が一人一つずつ置いてあって、指先を動かしながら考え事をするといいアイデアを思いつきやすいそうです。笑

研修は講義形式ではなく、実際に参加者同士でデザインシンキングを体験する形で進められていきます。

デザインシンキングには5つのステップがあり、

1:共感…人々のニーズを理解
→ユーザーを観察したり、インタビューしたりします

2:問題定義…解決したい問題を定義
→1で収集した情報にのみ注力し、ユーザーにとって何が問題なのかを定義する

3:創造…解決策をブレインストーミング
→できるだけ多くのアイデアを出す。クレイジーなものから無難なものまで。

4:プロトタイプ…アイデアをすぐに形にする
→完成品でなくてもいいので、とにかく目で見て触ってみて分かる形にしてみる

5:テスト…フィードバックを受ける
→4で考えて作成した解決策をテストして、ユーザーにフィードバックをもらいます

となっています。


導入の説明が終わると早速、ランダムに組まれた初対面のパートナー相手にステップ1のインタビューをする練習を行いました。.。゚+.(・∀・)゚+.゚
「パートナーが欲しい財布をデザインする」をテーマに、財布に関すること・財布とは関係ないこと・色んな面から相手にインタビューをし、相手の事をなるべく詳しく聞き出していきます。
そしてパートナーの表面的なニーズだけでなく、見えないニーズにも意識を向けて、実際に財布のアイデアを何パターンか出し、パートナーの意見をもらいました。

写真 2016-11-26 16 34 59

ブレインストーミングで出るアイデアは大きく分けると
・無難なアイデア
・クレイジー(突飛)なアイデア
に分けられるのですが、「クレイジーなアイデアを現実的なものに変えるのは簡単だけど、その逆は難しい」ということから、クレイジーなアイデアから先に出すといいそうです(*^^*)
そのためブレインストーミングのアイデアはクレイジーなほど良いとされてるようですね。
これには「確かになぁ〜〜〜!!」と思いました。
そしてブレインストーミング時はどんなアイデアに対しても否定してはいけない。
一度否定されてしまうと無難なアイデアしか出なくなってしまうから。
これは企画に関するハウツー記事なんかでも良く見ますが、それでも日本人は特に無難なアイデアに行きがちなので、
・クレイジーなアイデアを現実的なものに変えるのは簡単
・ブレインストーミングではアイデアを否定しない
という点はブレインストーミングするメンバー全体で共通認識としてもっておきたいですね(*^^*)


ブレインストーミングが終わると、冒頭の画像にあった材料が登場ですw
それらの材料を使って、パートナーの意見を元にアイデアに改善を加え15分ほどでプロトタイプをつくります。

▼できたプロトタイプの数々です(^^)
写真 2016-11-26 12 54 12

プロトタイプを作ったら参加者の前で、パートナーのどんなニーズを満たす財布なのかをプレゼンし、パートナーにコメント(フィードバック)をもらいました。

このような流れで、最初は2人ペア→3〜5人のチーム→10人のチーム… といった風に、メンバーを増やして様々な課題についてデザイン思考ワークを繰り返し行うワークショップでした。


今回のワークショップを通して。・ω・


★ユーザーを観察することの重要性を再認識
→WEBのUIにおいても、実際の利用者を見ることの重要性はしばしば言われますが、自分がデザインしたサイトはほとんど不特定多数のユーザーにサイトを使ってもらっているものばかりので、今までなかなか直接ユーザーの観察は実践はできていませんでした。
ですが例えば電車の中で誰かが何かWEBサイトを使っている様子を見てみたり(他社さんのものでも)、社内の誰かに使ってみてもらいその様子を見せてもらったり…と、今までとは違う形でユーザー観察を深めていくことはできるので、積極的になっていきたいですね。
(今はフィードバックはもらいますが、実際に使っている所を観察させてもらうことはしていないので)


★素早いプロトタイプ&フィードバック

→ワークショップでは実際に工作をしてプロトタイプを作ったわけですが、ほんの15〜20分程度でプロトタイプを作りました。
これがWEBならコピペがきくので、もっと手軽に作れるはずだと思います。
また一人でプロトタイプを作っていると、現在はついつい時間を掛けすぎてしまいがちなので、もっと短い時間設定で、プロトタイプ&フィードバックを早いペースでもらうようにしたいと思いました。




余談。
全員初対面のメンバーでしたが、何度もブレインストーミングをすることで緊張がほぐれ頭が柔らかくなり、最後はプレゼンのためにチームメンバーで寸劇(えw)・作曲をするほど、ポジティブに楽しんでワークショップに取り組むことができました。笑

先日弊社で行った合宿でもアイデアシンキングは行いましたが、メンバーとコミュニケーションをとってチーム感を作っていく上でも、こういったブレインストーミングやアイデアシンキングは役立ちそうですね。゚+.(・∀・)゚+.゚